I can sing on the Earth.
夜に紛れて夢や記憶を描くとしても
声を上げて歌う時は今
今はただせめて生きればいい
かすかな偶然に頼ったとしたって...
もしも独りきりでこの世に生まれてきたとしたって
何も悲しむ必要なんて無い
まるでこの孤独な大地
何百年も前に沈んだ太陽
土に汚れたこの両足で
どこまでだって歩いて往くさ
灰色の雲がただ地平線へ流れる
往くべき方向も分からない
こんな場所で歌い声を上げたって
そう、誰にも届きはしないさ
たとえ独りきりでこの世に生まれてきたとしたって
少しも悲しむ必要なんて無い
どこにいるかも分からない誰かを探して
ほんの十数年の年月に汚れたこの体を抱いて
どこまでだって歩いて往くさ
耳を澄ませば聞こえてくるのは自分の鼓動
まだ生きている
まだ探しに往ける
そんな馬鹿な希望だけがこの身体を支配する
消えたい なんて思って傷ついて
だから無理して歩き続けて
血を吐くことでごまかし続ければいい
まだ歩ける
まだ歩けるんだ!
そうだろ!
誰か答えろよ!