『方舟は飛び立って』は2つの要素が共存するアドベンチャーゲーム

・シンプルな操作性と深みのあるグラフィック表現
昔ながらのフリーウェアゲーム（個人制作ゲーム）のようなクリック型のゲーム進行システムが特徴。
懐かしくシンプルな操作性でありながら、現代的で豊かなグラフィック表現も兼ね備えています。さらに世界観を彩るBGMも風景や物語の情感を演出します。

・探究と物語
訪れた場所を探っていくアドベンチャーゲームの形式を取りつつも、プレイ感覚としては文章を読み進めていくノベルゲームのような手触り。
物語を追いながら同時に旅の体験を味わうような、変わった質感の作品となっています。

・コマンド選択型とポイント＆クリックシステム
コマンド選択だけでなく、場面によっては画面内の特定の場所をクリックすることによってイベントが発生することがあります。思いつくまま画面内を調べることで、より深く物語の片鱗に触れることができるかもしれません。



わずか先の未来の滅亡を予言した世界。
破滅を逃れるために人類が見つけ出したのは、安全圏に“魂”だけを保存するという方法だった――
残すことができるの記憶や思い出だけ。そう悟った主人公アルヴィンは長く離れていた祖国ハンガリーへと戻り、旧友のエンマと再会する。
二人はかつての思い出を振り返るように歩き始める……彼らが出会った町への遠い道のりを。いつか見た風景、祖国の風の香り、そして今はここにいない友との日々。それらを記憶に焼き付けるため、一歩一歩を踏みしめながら。